2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【団塊ひとり】チャップリンの映画「独裁者」とSF映画「アイアン・スカイ」

米SFドラマ「スター・トレック」で耳がとがった「ミスター・スポック」を演じた米国の俳優レナード・ニモイさんが死去した。地球人とのハーフであり、それゆえ人間的な感情を否定しようとする異星人の役割だったが、私は逆にそのことが妙に人間くさくて好…

【団塊ひとり】韓国は日本の「町内会」の一員ではない。

読売新聞が自民党の総務会長二階俊博氏の特集を組んでいる。二階氏は韓国に大量の交流団を引き連れ、さらに5月の訪中時には、3000人の大交流団を率いる予定らしい。「交流」を機に落ちぶれていった古いタイプの自民型政治家である小沢一郎の轍を踏まな…

【団塊ひとり】日本国憲法と「猿の惑星」のザイアス博士

昔「猿の惑星」という映画を見た。なぜかオランウータンのザイアス博士の存在が忘れられない。彼は自分たちが信じてきた歴史観や世界観が根本的に覆ることを恐れ、新しい知識や考えを危険なものとして排斥する。彼らにとって、この世界を支配するのは「猿」…

【団塊ひとり】東京マラソンの成功、そして与那国住民投票で陸自配備賛成という結果

東京マラソンが無事終了した。ムハンマドの風刺画を掲載した出版社や書店などに対するテロもなかった。 かつて「悪魔の詩」を翻訳した大学教授が、なすすべもなく日本の大学構内で殺害された事実もある。欧米では「悪魔の詩」を翻訳した人間を、国家全体が守…

【団塊ひとり】「イスラム国事件」「人生そのもの否定された」「逮捕されたら旅券没収される」旅券返納の杉本さんが会見

外務省から旅券返納命令を受けた自称「フリーカメラマン」、杉本祐一氏が「報道の自由、取材の自由が奪われ、私の人生そのものを否定された」と述べているらしい。【引用】・・イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害事件を受け、シリアに…

【団塊ひとり】政府支持率上昇の背景・・ISIL報道と国民の意識

ISILに対する、政府と野党の間の国会論戦がどうもかみ合わない。例えば共産党の小池氏が、首相のカイロでの演説を批判して、「テロに屈することと慎重に言葉を選ぶことは違う」と追求すると、首相は「テロリストに過度な気配りをする必要は全くない」と反論…

【団塊ひとり】ISILとの戦い・・・・21世紀も「戦争の世紀」になるのだろうか?

テロに対抗する方法として、無力な我々にも出来ることがある。それは少なくとも、テロ集団を「イスラム国」と呼ぶことをやめることだ。言葉は本来の意義から離れて一人歩きすることがある。それを避けるためには、まず呼称を変えることだ。 そして、マスコミ…

【団塊ひとり】 後藤氏の遺志を受け継ぐために

よく「あんないい人がどうして」殺されるのか、と殺人者の動機を何かに求めようとする人がいるが、ただ「人を殺してみたかった」という理由だけで殺人を犯す人間もいる。彼らの行動を、理屈をいろいろとつけて説明することは何の意味も持たない。また、ある…

【団塊ひとり】ヨルダン軍パイロットのムアズ・カサースベ氏(26)の殺害

今朝のニュースは「ヨルダン人パイロット」の殺害で始まった。ヨルダンのパイロットは、すでに殺害されているのではないかと「予想」されていたが、それが証明されてしまった。しかも生きながら焼き殺されるというむごたらしい方法で。イスラムの通念では「…

【団塊ひとり】ISIL(イスラム国)の目的と日本人の心構え

国会の「論戦」に注意しているが、今のところ「イスラム国」事件に対して野党は政府追及に対して、予想したほど強硬ではない。おそらく日本政府の人道支援を批判することが難しいからだろう。 今の時点では日本のマスコミ報道には2種類あるようだ。一つは日…

「国」を僭称するISILの蛮行と報道のあり方

昨年の7月以来、久しぶりにブログを書く。別に病気であったわけではなく、断筆宣言したわけでもなく、ただ書く気にならなかっただけだ。毎日何らかのコメントを書かねばならないプロではなく、オピニオンリーダーとして期待されているわけではないという、気…